10歳の娘が9月に新しい学校に転校した時、みんなで自己紹介をしたそうです。

イギリス系の学校なので、半分はイギリス人、あとはロシア人、イタリア人、ドイツ人。
娘の番になって
”My name is ○○○. I am Scotish. I like sports.”
と言ったら、周りが驚いて、不思議がって
”???”という反応だったそうです。
そりゃそうです。うちの子は、ヨーロッパ人から見たら、とってもアジア系の顔立ちをしているので、だれもスコットランド人とは思わないはずです。その反応を見て、娘は
¨why not? I was born in Scotland.¨と、言って、みんなを納得させたそうです。

父親がスペイン人で母親が日本人。
スコットランドで生まれて3歳まではスコットランド。
その後、スペインに引っ越してきて、スペインの学校。
スコットランドの事なんて、本人の記憶にはほとんどないらしく、何枚かの写真や両親の話などで思い出す程度だそうです。でも娘は、自分のことをスコティッシュだと思っています。

確かに、イギリスでは、両親の国籍を問わず、イギリス国内で生まれた子供はイギリスのパスポートを取得できます。私達は、特にイギリスにこだわりはなかったので、娘はイギリス国籍は持っていませんが、不可能だったわけではありません。4年住んだ(娘はその内の3年間)スコットランドで、厳しい気候ではあるものの、色々な出会いもあり、経験もできて、ハイランドの魅力もたくさん味わえたし、いい思い出はいっぱいありますが、今の私達の中でスコットランド時代を思い出させるものは、あまりありません。

逆に、私は日本人だから、雛祭りを準備したり、お正月にカルタをしたり、日本でお祭りに行ったり、、、と、日本らしいことはなるべくキープしようと努力はしています。そしてスペインに住んでいるので、クリスマスやセマナサンタ(感謝祭)、そして聖人の日をお祝いしたりという、スペインの習慣は、毎日の中で日常化しています。

そんな中で、娘がスコティッシュのアイデンティティーをかたくなに守っているのは何なのでしょうか?そういえば、娘は小さい頃から
”私はスコティッシュ。”と、よく言っていました。
その頃は、スコットランドに住んでいたすぐ後だったから、、、と、思っていましたが、7年経って、今となってはスコットランドで住んでいた時間よりもスペインでの時間の方がうんと長いのに、、、。きっと娘なりに考えがあり、想いがあり、スペインにいながらも自分はスコティッシュであるという自負があるんでしょうね。こういう感覚は、25年間を日本で過ごし、その後海外へ出た私には、理解できなそうです。

そんな娘も、今の学校に転校してからは、すっかり英語が上手になって、英語スペイン語そして日本語と3ヶ国語を自由に話せる&書けるようになりました。これからは、もっともっと色々な場所で、ステキな経験をして、自己紹介をする時に、一言では表現できないような国際人になってほしいと思います。



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2014.02.28 Fri l その他 l COM(0) TB(0) l top ▲

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